表題通り、Webブラウザ NCSA Mosaicをダウンロードして使ってみました。
オチをいうと、クラッシュしまくりで使うことができませんでした。
今日、Internet Explorer Collectionをインストールしたのですが、そこでIE 1.5を使ってみましたが、CSSは効かない、JavaScriptが効かないと分っていたのですが、今のブラウザと比べると、本当にブラウジングのみだと感じました。
そこで、なぜか「ならばNCSA Mosaicも試してみるか!」と思いダウンロードしたのですが、起動は非常に早いのですが、URLを入力してエンターを押すとクラッシュ。
試したくても試せなかっというのがオチです。
一応、下記図が、NCSA Mosaicの起動後の画面です。

そして、下記図がクラッシュの証[謎]。

Webブラウザの歴史を語る上で、絶対に無視することができないNCSA Mosaicについて、少しぐだぐだと書きます。

NCSA Mosaic
NCSA Mosaic(以下、Mosaic)は、1993年にNCSA(米国立スーパーコンピュータ応用研究所)のマーク・アンドリーセンらによって開発されたWebブラウザです。
中には、世界初のグラフィカルなブラウザと呼ぶ人もいますが、GUIを念頭においたブラウザはMosaicよりも以前から存在しています。
Mosaicは、世界初の画像をインライン表示させることができたWebブラウザであり、世界初クロスプラットフォーム(Windows、Mac、UNIX)に対応したWebブラウザです。
その後、インターネット産業に目を付けていたジム・クラークとともに(この表現は微妙ですが・・)、Mosaic Communications社(のちのNetscape Communications社)を立ち上げ、Netscape Navigatorをリリースしています。
その後、インターネット産業に参入を決断したマイクロソフトが、Mosaicのライセンスを受けていたスパイグラス社からライセンスを受け、Mosaicのコードを元にInternet Explorerを開発しました。
もとは、NetscapeもIEもベースは同じブラウザからなのです。
今では、Mosaicは開発はされておりませんが、今のブラウザがあるのもMosaicがあったからこそなのです。
また、Webが一気に普及したきっかけになったとも言われています。それぐらい影響力のあったWebブラウザだということですね。
使い物にならないですが、機会あったら、一度Mosaicをお試しください。
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