12月11日に開催されたWebデザイナーのための実用色彩テクニック講座1【東京】に参加してきました。
講師は、Webでの配色や色彩といえばこの人坂本邦夫さん(@Kunio_Sakamoto)です。
今回のセミナーは、色を勉強したことない人にも向けたもので、配色に関する基本的なことを学べるセミナーでした。主に、
- Webサイトの色彩で出来ること
- 色の三属性
- 配色と色の面積
- 配色技法
Webサイトの色彩で出来ること
坂本さんのセミナーには何度か参加させてもらっているのですが、ここでは、いつも話されている色彩設計の3つの要素についてです。その3つの要素は下記です。
- 色彩戦略
- 視覚的な訴求力
- 機能的な色彩
この3つの要素の組み合わせが大事である、これによってブランドイメージやコンテンツの読みやすさデザインの美しさを打ち出すことができるからです。
とくに「機能的な色彩」はユーザビリティやアクセシビリティにも関わってくるのでさらに大事であると仰っていました。
色の三属性
色の三属性については、色の勉強にあたっては必ずでてくることです。参加された人の多くがなにがしら色については学習をしていたようで、この内容では復習に非常になったのではないでしょうか。また、参加された人の中では、勉強したことのないという方もおられたので、基礎として非常に有用な内容だったと思います。
配色と色の面積
この配色と色の面積については、坂本さんの書籍に必ず書いてあることで、色の面積の基本となる「ベースカラー」「サブカラー」「アクセントカラー」の割合や「キーカラー」です。実際に例となる十数サイトを見ながらの説明でした。また、こうしたほうがより分かりやすくなるというサンプルも見せていただいたので、非常に分かりやすかったです。
配色技法
ここは、「明暗を利用した配色」テクニックの内容でした。ザイナーの人からすると非常に参考になったのではないでしょうか。僕もデザインを当時やっていた頃を思い出して、こうやればよかったなーとか、思いながら聞いてました。ここでも例となるサイトを見ながら、ここではこうしたほうが良いという根拠となる説明ありでのお話だったので非常に分かりやすかったです。
感想
いつもコードばかり書いている自分からするとデザインのセミナーは本当に貴重です。こういったセミナーを受けてデザインに対する目を肥やし、良いものをチーム内で作っていきたいと思いました。参加していつも思うのですが、参加して良かったです。
今回は、基本的な内容でしたが、次回は、アクセシビリティやユーザビリティを中心とした内容とのことなので、今から楽しみです。坂本さん、どうもありがとうございました。3日連続おつかれさまでした。
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