今後の参考にあるのではないかと感じ、
実践テクニック HTML5スマートフォンWebアプリ制作
を読みましたので書評を書かせていただきます。
本書の構成
この書籍の構成は、主に下記のようになっています。
- HTML5・CSS3の概要
- スマートフォンサイト作成の基本
- グラフィック系のアプリ
- マルチメディアプレイヤーアプリ
- メモ帳系のアプリ
- マップアプリ
- WebSocketを使ったアプリ
HTML5・CSS3の概要
ここでは、HTML5の誕生や特徴、HTML4との違い、HTML5 API、そしてCSS3について簡単に書かれています。しかし、ざっくりと書いているだけなので、 もし、これらのことをより詳しく知りたいと思う人は別の文献を参考にしたほうがよいです。
スマートフォンサイト作成の基本
スマートフォンサイト作成の基本についても書いていますが、やはりざっくりと書いているので、より詳しく知りたいという方は「iPhone & Android スマートフォンサイト制作の教科書
」や「iPhone+Android スマートフォンサイト制作入門 (WEB PROFESSIONAL)
」を参考にしたほうがよいです。
グラフィック系のアプリ
この辺りから本書のメイン(?)となってきます。
グラフィック系のアプリとして、お絵描きアプリと写真アルバムアプリの開発について、具体的なソースコードがサンプルとして書かれています。
これらのアプリでは、canvas APIを使っています。サンプルのJavaScriptのソースコードが書かれていますので、canvas APIに加えてスマートフォンのUIであるスワイプのソースコードも書かれているので参考になるかと思います。
マルチメディアプレイヤーアプリ
ここでは、オーディオプレイヤーとビデオプレイヤーの開発について書かれています。ソースコードも参考になるのですが、大まかなvideo要素とサポートしているビデオフォーマットについて書かれているのでこれらの概要についても知ることができます。
メモ帳系のアプリ
ここでは、メモ帳、会計簿のアプリについて書かれています。Web StrageとHTML5の仕様から外れましたが、 Web SQL Database(ちゃんと本書で仕様から外れたということも注意書きとして書かれています。)を使っているので、これらの使い方や書き方をサンプルのソースコードから学べます。
マップアプリ
マップアプリと聞くとGoogle MapsとGeolocationとすぐに思いつくかもしれませんが、まさにそれです。本書では、それだけでなくサーバーサイドの技術と組み合わせることでリアルタイムなものになっています。
WebSocketを使ったアプリ
ここでは、WebSocketを使ったアプリとして、インスタントメッセンジャーとオセロのアプリをサンプルとして書かれています。
感想
個人的には、jQueryを使っていないというところがポイントなのかと思いました。昨今では、jQueryを使うことのほうが多いと思うのですが、 jQueryでないところがJavaScriptの学習としても良いように思いました。他には Androidのことをそれなりに使えないと書籍に書いているところが気に入りました。Androidでの問題点等を把握して開発に望めるものと思います。
また、サンプルのソースコードが豊富なので、コードを勉強したい人にとって、非常に良い書籍だと思います。また、HTML5のAPIを使っているので、HTML5とJavaScriptで何かアプリを作りたいときに、おおいに助けになるのではないかと感じました。




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