【書評】CoffeeScriptファーストガイド モダンJavaScriptによるアプリケーション開発

ここ最近、話題となっている(あくまでも主観)CoffeeScriptですが、以前から興味があったのですが、なかなかドキュメントを読む時間も取れなかったのですが、CoffeeScriptの書籍がでたということで、早速購入したのが、 「CoffeeScriptファーストガイド モダンJavaScriptによるアプリケーション開発 (NEXTーONE)」 その本を読みましたので、書評を書かせていただきます。

CoffeeScriptに触れてみての所感「コードがシンプルになる」

触れてみてというか、書籍に書いてあるサンプルコードを見ての所感となるのだが、CoffeeScriptで言われている「コードがシンプルになる」は、まさにそうだと感じた。

ピクセルグリッドが発行しているCodeGridをご存知だろうか?(非常に参考になるので、購読をオススメする。)

そのCodeGridでCoffeeScriptについての議論が記載されていて、 そこに「コードがシンプルになる」を別の言い方がよい言葉で記されていた。それが、「JavaScriptのめんどくさいところがなくなる」だ。

CoffeeScriptのサンプルコードを見ていて真っ先に感じたのは、そのCodeGridで書いてあったJSのメンドーなところがなくなって、非常に書きやすくなる。

案件で使えるか

CoffeeScriptを案件で使えるかどうかであるが、使ってもいいかもね、でも強くは推奨しない、というのが私の感じたところである。

理由として、「学習コストがそれなりにある」ということ。JSはJSでも書き方がJSでなく、新しい言語そのものなので、開発者がCoffeeScriptを知らなければ、複数人で開発すること、さらにメンテナンスもできなくなる、という理由からプロジェクトによっては、難しいだろうと感じた。

最後に

書評らしくなくなってきているので、最後には書評らしくまとめようと思う。この書籍は、CoffeeScriptについて出版されている唯一の本なので、CoffeeScriptに興味のある方は、非常に勉強になるだろう。

文法については、リファレンス的なものがなく、サンプルコードの解説が中心なので、一見は分かるにくい部分もあるが、読み進めていくにつれて、そこは解消されるだろう。また、読み進めていくにつれて、シンタックスは理解できるようになるが、他のニーズとして、 CoffeeScriptと外部ライブラリの使用について(jQueryなど)がでてくると思うのだが、その部分の記述があることはあるのだが、十分に書かれていないので、そこの部分に関しては、物足りなさを感じてしまう。しかし、CoffeeScriptに興味のある人が、この本を読んで、案件で使えるか、使えないかなどの判断できる材料になると思うので、CoffeeScriptを少しでも頭によぎった人は読んでみる価値はおおいにある。