MTでこのブログを構築してから6年近くなりますが、取り急ぎバージョンアップをしただけなので以前使っていたCSSが反映されていないなどでレイアウトが多少おかしいという問題はあるもののようやくMTのバージョンを上げました。
レンタルしているサーバーから「古いMTに関する注意喚起」という内容のメールを受け取りました。メールの中身には、ここ最近よく目にするJPCERTからの「古いMTに関する注意喚起」の報告のURLが貼付けてありました。
旧バージョンの Movable Type の利用に関する注意喚起
このブログ自体を変更しようと数年前から考えているものの中々別ブログのほうの着手が進んでいないことやバージョンアップしなければならないと何年も前から思ってはいたのですが、このブログからマルウエア感染とか閲覧者の方々に不利益をもたらす事態になってはいかんと思い、最新バージョンにアップグレードしようと重い腰をあげました。ちなみに以前のバージョンはMT4.1でした(何年前やねん)。
そこでアップグレード手順は次の通り。同じくMTのアップグレードを考えている人に参考になればと思い手順を記載しておきます。
アップグレード手順
MTのダウンロード
最新バージョンのMTをMTのサイトからダウンロードします。
個人ブログなので個人無償版のライセンス利用許諾契約書を読み、メールアドレスを入力して同意する。しばらくするとMTの本体をダウンロードできるURLの案内が先ほど入力したメルアドに届くので、最新版のMTをダウンロードする。
新ディレクトリにファイルをアップロード
MT6では上書きでのアップグレードは推奨していないようなので、既存と同じ階層に新ディレクトリを作成します。
もちろんダウンロードしたMTのフォルダをリネームしてそのフォルダをアップロードしてもよい。私の場合、以下の階層にMTをおいてあるので新たに以下のように作成。後でリネームをします。
/home/ex/www/blog/mt ← 既存 /home/ex/www/blog/mt_new ← 新規
必要ファイルをコピー
既存のMTから必要なファイルをコピーします。必要ファイルは以下です。
参考:アップグレード時に、新しいディレクトリにコピーするファイル
- mt-config.cgi
- 追加したプラグイン
- support
- 追加したテーマ
私の場合、MT標準で付属するテーマのCSSを変更しているのですが、MT標準で付属するテーマは新バージョンで内容が変更されることがあるらしいので、既存の環境から新環境へのコピーはしないほうがよいとのことですので、プラグインやテーマ、サポートディレクトリに追加したものがないので、mt-config.cgiのみを既存のMTから新MTにコピーしました。
ディレクトリのリネーム
アップグレードの準備のラストです。先ほどアップしたMTと既存のMTのディレクトリをリネームします。
/home/ex/www/blog/mt_old ← 既存 /home/ex/www/blog/mt ← 新規
mt.cgi にサインイン
そしてmt.cgiにアクセスします。アップグレードが始まるはずなのですが、なぜか500で表示されない。
cgiファイルのパーミッションを755に変更
500になる原因はパーミッションが604になっていたことなので、CGIファイルを755に変更し、再度mt.cgiにアクセスし、サインインしるとアップグレードが開始されます。そして、無事にアップグレード完了となります。
MT標準で付属するテーマのCSSを変更しているため(新バージョンではコピーできない)、現状一部レイアウトがおかしな箇所が見られることやテンプレートのHTMLがXHTML1.0であることがあるので、HTML5にしたり、Metadataを埋め込んだりとテンプレートを大きく変更しようと考えているので、徐々に見た目を変更していこうと思いますのでしばらくこのままでお付き合いください。
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